熱電対
2つの異種金属を接続し,温度勾配により生じる電位差が発生するゼーベック効果という現象を利用したセンサ.
電位差を軽装アンプをなどを用いて増幅し温度をアナログ値として計測するのに使う,
組み合わせる金属の種類によって,温度変化における抵抗の変化率,精度,安定性,計測温度範囲などなどが変わる.
線を伸ばすときは補償導線を使おう
それぞれの国の規格により,被覆の色が定められている.これは熱電対というより補償導線の被覆の色のほうが正しい?
はんだづけ
それぞれの線の表面をやする 表面の酸化被膜が取れればはんだ付け時代はできるっぽい?
アルコールなどで脱脂
フラックスを塗布してはんだ付け
被膜の色
K型熱電対
- ASTM E230 → + : 黄, - : 赤
- JIS C1602-2015 → + : 緑, - : 白
計測用のICはMAXIMのMAX31855がお手軽の様子.冷接点補償を内蔵.
MAX31855
熱電対での計測におけるポイント
熱電対先端のつけ方によって結果がそれなりに変わるので注意
- 熱伝導グリスなどで点接触から面接触に
- 金属テープで固定、テープはなるべく小さく
- 金属テープの放射率を測定対象に合わせる
- 素線が細いものにする
コネクタ
オメガエンジニアリング製のコネクタが普及している.
基板に取り付けて使うようなものはミニチュアコネクタとラインナップされる,
コネクタ
基板に取り付けるタイプはPCC型
回路基板熱電対コネクター 標準および小型サイズ、PCC型
ガラス充填ナイロン 180°C (356°F)
入手経路がわからなかったけど,ストリベリーリナックスで取り扱いがある模様,
■K形熱電対コネクタ(基板実装タイプ)