standard:iso26262

規格

自動車用機能安全規格,2011年11月に制定(第1版が発行).2018年に第2版が発行予定
全10章から構成,IEC61508から派生
車両総重量3500kgまでの量産自動車に適用される.
機能安全…安全機能,安全対策により,許容できないリスクから免れるための技術の総称
本質安全…危険そのものの設計上の除去や機械構造的なフェールセーフ機能などにより安全を担保 例:想定される危険…列車と車両,人との衝突
機能安全としての対策…踏切の警報システム
本質安全としての対策…立体交差

第2版,新たに2章が追加され,全12章からの構成となる.
11章は半導体の機能安全について記載されている.ISO26262全12章のうちほぼ1/4のページ数を占めている,やばい.
半導体を含めたハードウェアに対しての機能安全は5章に記載されいているが,ここの主な記述は抵抗,コンデンサなどの受動部品,マイクロコントローラなどを組み合わせたボードやそれらボードを合わせ「システム」に対してのもの.

機能安全(ISO 26262)
自動車用機能安全規格ISO26262の紹介
あらためて「ISO26262」の全体像を把握しておこう
ISO26262第2版と半導体における機能安全

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  • 最終更新: 2020/12/06
  • by yuqlid