接着剤
接着剤でくっつけるもののことを被着材と呼ぶ.
被着材を接着剤で取り付けた箇所を接着継手を呼ぶ.
構造用接着剤
JIS K 6800 接着剤・接着用語では「長期間大きな荷重に耐える信頼できる接着剤」と定義される.
エポキシ系
2液型:主剤(エポキシ樹脂),硬化剤(アミンなど)が別々になっており,所定の比率で計量,混合することで硬化する.
混ぜ合わせでムラがあると所定の強度が発揮されないので注意が必要.
混ぜムラ有無及び強度の評価が難しそう…
ブレニー技研のがいいらしい
嫌気性
空気(酸素)の遮断によって初めて硬化する接着剤のこと.金属同士の接着においては嫌気性接着剤が結構種類ある.
はめ合い用接着剤
ロックタイトが嵌め合い用の接着剤を取り扱っている はめ合い用接着剤 ベアリング、ブッシュ、シリンダーとハウジング、シャフトの確実な固定に
破壊モード
接着継手の破壊モードは,主に3つに分類される.
破壊モードは接着剤および被着材の強度や界面強度に依存する.
これらの破壊モードが混在する場合もありえる.
接着継手の破壊モード
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被着材(材料破壊)(Material failure)
接着剤ではなく被着材が先に破壊する.被着材の強度に依存
凝集破壊(Cohesive failure)
破壊時,両側の被着材に接着剤がついており,接着剤自体が破壊している状態.
被着材料を破壊することなく,接着界面が剥がれることもないため接着剤としては理想的な破壊状態(接着状態)といえる.
界面破壊(Adhesion failure)
接着剤が接着界面から剥がれてる状態.被着材の表面処理が不適切,不十分であるときにおこりやすい.
接着剤の特性を発揮しておらず,あまり良い接着状態でないと言える.