EtherCAT始めました

2017年10月10日

最近EtherCATなるものを触っています.

最初は友人のれい氏に教えてもらったMicrochipのLAN9252というコントローラの存在を知ったことです.

www.microchip.com

スペックを見て

「お,これはEtherCATでマイコンを制御できる…?」

そう思ったら早速開発開始ですね.

とりあえずMicrochipのだしてるリファレンスボードの設計図をパクって参考にして大体の配線を決めて,基板を設計します.
みんな大好きNucleoにでもぶっさしてみようかなぁ.

みんな考えることは同じようで,Arduinoにさして使う基板はすでに存在していました.

EtherCAT® and Arduino

まぁ僕は僕なりに作りましょう.上記のArduino EasyCATはSPIでArduinoと接続されています.
しかし,LAN9252はQuadSPIを用いて通信することも可能です.
QuadSPIを使ったほうがマイコンとより高速にデータをやり取りできます.(マイコンが対応していれば)
じゃぁここに新規性を取り入れようと思います.その結果

  • みんな大好きNucleoにぶっさして使う
  • QuadSPI通信に対応
  • LAN9252から出てるGPIOにもアクセスできるようにする

というコンセプトになりました.

とりあえずKiCadで設計して~

完成したのがこちらです.(とりあえず動作確認を取る分だけはんだ付けした)

無事にショートなく電源が入ったので最初の関門は無事クリアです,やったね.
今回はNulecoの中でもF446とL476をターゲットにしました.(Quad)SPIが生えているピンは型番によって異なりますからね.

さて,これからガンガンやっていくぜー.

とりあえず最近作ってたものです.
これからどんどんEtherCATについての記事を書けていけたらなぁと