TIM1,8は高機能タイマと呼ばれ,モータ制御に適した機能が多く搭載される.
モータを制御するためのブリッジ回路に欠かせないものの一つに,デッドタイム挿入がある.高機能タイマにももちろん備わっている.ちょっと計算がややこしいので注意.
というのも,非常に短いデッドタイムでは分解能が小さくないと困るが,比較的長いデッドタイムの場合非常に細かい分解能は必要ないため,長くなるにつれ分解能が荒くなっていく.
STM32 cross-series timer overview
STM32 PWM Output with Dead Time Using STM32Cube HAL Platform
ADCのInjectionのトリガとして、TIM1でモータ制御PWMを回している、候補となるトリガは以下
TIM1のCH4の比較カウンタを使用
TIM1にてTRGO設定が不要。CC4のPWMのタイミング(立ち上がり、立下り)に合わせてトリガがかかる。
Duty比は0かMaxにするとトリガがかからないので注意
TIM1にてTRGOにどの信号を出力するか決める。
UPDATEイベントを使うことになると思う。 OCREF4でも可。
UPDATEイベントをトリガにすれば、繰り返しカウンタの数字で割った数だけADCのサンプリングタイミングを分周できる。