もとはモールス通信にて,長距離伝送にて減衰した波形を作り直すための装置だった.ネットワークのリピータみたいな役割.
ここでは電源のオンオフ,信号経路の切替を役割とする装置を指すことにする.
ロボットの電源遮断においても,リレーは選択肢の一つとなる.
リレーにもいろいろ種類があるが,ここではロボット=バッテリ(DC)電源を想定する.
リレーによってAC,DCの電圧電流が記載されているので確認する.
比較的大容量(ここではリチウム系バッテリを想定し,比較的低電圧大電流が流せることを指すことにする)のリレーを探してはまとめておく.
電圧,電流のレンジ的に車載系のリレーがマッチしそう.
もっと大電流になると,車載でもハイブリット車のバッテリ部に使われるようなもの,鉄道や航空機に使われるものになってしまいこちらは数kgのものになる.
大電流のものはコンタクタとも呼んだりする.
ハイブリット自動車は一般的にコンタクタが3つは必要になる.
メインバッテリの+,-の部分にそれぞれ1つずつ,+側には抵抗が接続されているプリチャージ用の小型のものが1つ
バッテリ系のコネクタは物によってアンチスパークコネクタを採用している,プレチャージ回路はこれの上位互換のような感じ.
機械的に接点が開閉する.主に電磁石を駆動して設定を開閉.
電流通電時に遮断を試みると,アーク放電や火花が発生することがあり,これによりスイッチの寿命低下,接点の溶着などが生じるため好ましくない.
特にDC電圧はAC電圧に比べてアークが大きく長いため,アーク対策をうたっている製品を選定したい.
例として,アーク対策として不活性ガス(N2)を封入したりする.
接点の種類にも複数あるが,大容量なものは主にダブルブレーク接点を採用しているものが多い.
半導体を用いて電流を制御.
あたり