巻線係数

$$ k_w = k_d \times k_p $$ $k_d$:分布係数
$k_p$:短節係数
巻線係数とは?

巻線係数はフレミングの法則に対し、磁束密度と電流の位置関係がどの程度有効に機能しているかを示す割合

モータ内部の磁束をどれだけ有効に活用できているか、といった割合。最大1
分布巻き、集中巻き、スキューなどいろいろパラメータがあるが、設計変数としてはスロットコンビネーションのみとしてこのページは書いておく。
スロットコンビネーションとはスロット数と極(ペア)の組み合わせのことを指す。
主要なスロットコンビネーションは絞られる。

参考文献

ビルトイン型ダイレクトドライブモータの開発
Selecting the best pole and slot combination for a BLDC (PMSM) motor with concentrated windings
極数変換機の分布巻係数および短節巻係数について
巻線係数とインダクタンス係数を用いた多極多スロット集中巻きSPMSMの簡易設計法
高巻線係数と高占積率を両立する新しい巻線構造を持つ永久磁石同期モータ