オープンソースの回路設計CADソフト
http://kicad-pcb.org/ .
最近5.0の安定版がリリースされた.
5.1あたり?からシンボルフィールドの編集がやりやすくなった.
ネットリスト作成とBOM作成のアイコンの間にある表をクリックするとすべてのシンボルの属性情報が一気に見ることができる。
BOM作成のスクリプトにて、「bom2grouped_csv.xsl」を使用するとシンボルの属性情報が一気にまとまったcsvファイルが作成可能
ネットリストの概念が消えた?
Eagleみたいに自動バックアップ機能が追加された
実装されている部品のCADデータと出力したいCADデータが異なる場合,部品3Dモデルがエクスポートされない?
.step
で出力したいとき,部品が.wrl
ファイルの場合,本来は出力時.step
に自動的に変換してほしいものだがやってくれない.
解決策として,部品のCADデータを.step
に差し替えるなどして部品データの3Dモデルの拡張子と出力先の拡張子を合わせるのがいいだろう.
出力時に「似た名前のモデルを置換します」にチェックを入れれば解決する模様.
KiCad 6 - Exporting Models to Mechanical CAD Programs
V6 STEP 3d model export: Missing components or completely empty board is exported
STEP out on 1 board not working “Can’t add a VRML model to STEP File”
Step export: Be more verbose about "Substitute similarly named models" and missing step models
KicadはPythonが動くのでPythonでプラグインが作れる.
https://github.com/NilujePerchut/kicad_scripts
パッドへの接続をTeardropにするベタゾーンを生成
https://github.com/openscopeproject/InteractiveHtmlBom
インタラクティブなBOMのHTMLファイルを生成
KiCadの公式ライブラリはインストール時に最新のもの?が入っている.
しかしGitHubのKiCadの公式ライブラリはすごい頻度で更新されている.
この更新を常に自分の環境に適用するための方法としては,
これで最新のライブラリが自分の環境にも適用される.更新する場合はリポジトリをプルしてやれば良い.
なるべく異なるOS間でもストレスなくプロジェクトのやり取りができるように,OSの設定を工夫する.
基本的に部品のライブラリは相対パスで指定.
絶対パスは各マシンごとに環境変数で設定し,それぞれの場所で同じ名前にしておく.
これで,ライブラリから見たときにすべて同じ場所にあるように管理できる.
KiCad # <- KiCad関係のホームディレクトリ ├─kicad-footprints # <- KiCad公式フットプリント:https://github.com/KiCad/kicad-footprints ├─kicad-packages3D # <- KiCad公式3Dモデル:https://github.com/KiCad/kicad-packages3D ├─kicad-symbols # <- KiCad公式シンボル:https://github.com/KiCad/kicad-symbols ├─kicad-templates # <- KiCad公式テンプレート:https://github.com/KiCad/kicad-templates ├─my_kicad-footprints # <- 自作フットプリント,3Dモデル: ├─my_kicad-library # <- 自作シンボル: ├─projects # <- 各プロジェクトディレクトリ │ ├─Isolate_ST-Link │ ︙ └─templates # <- 自作テンプレート
MacOSの場合、これらのパスを設定するファイルがあるディレクトリは
/Users/ユーザ名/Library/Preferences/kicad
内部にある。
ライブラリは隠しフォルダであることに注意
レイヤの透明度をいじるとGood https://twitter.com/necobut/status/1041313467423047681
等長配線,ミアンダ配線 http://e-tipsmemo.hatenablog.com/entry/2016/12/28/003659
kicadの部品作るときはFabレイヤも作っておくと、PCBAで製造指示書を作らなくても良くなるからフットプリント作る段階で意識しておくとよい。
KiCad標準のフィールドに加え、回路設計の際に追加で必要な情報など
積層セラミックコンデンサの場合
オプション「角のスムージング」から「なし」「面取り」「フィレット」と選べる。