ブレーキ負荷を発生させる装置.
電磁力を利用するため,物理的接触がない.
回転速度に依存せず,トルクむらが非常に小さいのが特徴.
ブレーキ力が時速に比例するため,ブレーキを印加電流にて制御しやすい.
励磁しているときに回転数を0にすると残留磁化によってコギングが残っていしまうので注意.
といっても回しながら励磁電流を徐々に減らしていけば残留磁化は消えるのでそうやって対応する.
規格については JIS B 1404-1, JIS B 1404-2を参照
ドラッグトルク
ブレーキ電流を流していないときでも発生するトルク,主に軸受の摩擦や粘性によるもの.空転トルク,ひきづりトルクとも呼ぶ.
HB-10
シンフォニアテクノロジー社製
データシート上では,励磁電流は最大0.71A,このときのトルクは1.1Nm
実質コイルなので誘導不可として考える.
MOSFETでスイッチングすれば電流を制御できそう.
このときブレーキの両端とダイオードを並列に接続することを忘れないこと,さもないとMOSFETをOFFにした瞬間にインダクタによって電圧が跳ね上がってもれなくMOSFETの耐圧を超えて破壊する.