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GNU MCU Eclipse

Eclipse CDT (C/C++ Development Tooling)の拡張機能,ARMマイコンやRISCVアーキテクチャのデバイスを開発する時にこれがあると便利
EclipseCDTのプラグイン「gdb hardware Debugging」にバグがあるらしく、OpenOCDでデバッグができない。現段階の最新版のCDT(9.4)にてこのバグがあるので、9.3.3くらいのバージョンのCDTに下げておいたほうがいい。
Error in final launch sequence Reset command not defined for device 'Generic TCP/IP'
CDT9.3はこのURLを入れればよい http://download.eclipse.org/tools/cdt/releases/9.3

インストール

Eclipse CDTを入手する.なおEclipseにはJAVAが必要なので忘れずに入れる.
2018-01-12時点での最新は「Oxygen」
Eclipse Neon 移行のバージョンを使うことを前提としてすすめる.
といってもGNU MCU Eclipseの以下のページを見れはインストール可能
https://gnu-mcu-eclipse.github.io/plugins/install/

Eclipse CDTを起動する.

リポジトリを手動で追加してインストールする

メニュー→Help→Install New SoftwareでInstallウィンドウが表示される.
Addから新しくインストールする拡張機能を登録する.

Nameは好きに変えても問題ない.
インストールできるパッケージ一覧が表示されるので,必要なものにチェックを入れる.
stm32しか使わないなら以下の4つ入れておけばなんとかなる.

ライセンス要項に同意し,インストールを進める.
多分再起動を求められるのでEclipseを再起動する.

パスを通す.

Eclipseのメニュー→WIndow→Prefenecesを開く. Toolchain,OpenOCD,J-Link,BuildtoolsのパスをEclipseに教える必要がある.
Prefencesの左の項目の「MCU」を選択(GNU MCU Eclipse)が正しくインストールされればこの項目が現れる.
「Global ~~ Path(s)」「Workspace ~~ Path(s)」とある.GlobalがEclipse全体に,WorkspaceはそのWorkspaceごとにそのパスが適用されるため,設定されていればGlobalより高い優先度でパスが参照される.特に複数のバージョンのToolchainとか入れて使い分けることをしないのであれば,すべてGlobalに設定して問題ないと思う.  

Toolchain,OpenOCD,J-Link,BuildtoolsをインストールしてからGNU MCU Eclipseをインストールすると,パスを勝手に探してくれるので,最後にGNU MCU Eclipseことを推奨する.