センサ自身の周波数特性に着目し,帯域ごとでの特性が良いセンサを組み合わせる.
複数のセンサを組み合わせて,目的の情報をより精度よく観測する方法として,相補フィルタはセンサフュージョンというカテゴリに分類される.
必要なシステムの帯域適切なゲインを施す。全周波数帯でゲインが1になるように調整されている。
加速度センサ+ジャイロセンサの組み合わせでは,
加速度→LPF
ジャイロ→HPF
をかけて相補フィルタを構成する例がある.
$$\theta = {\theta}_a' + {\theta}_g = '\beta*{\theta}_a' + (1-\beta)*{\theta}_g'$$
$\beta$は所望の帯域に応じて調整する.